S.P.A.C.E.とは?
新潟大学では、将来的にグローバルな舞台で活躍できる人材の育成に向けて、使える英語を身につけるための新しい英語教育プログラム「S.P.A.C.E.(Skills Program for Academic and Content English)」を開講しています。
「S.P.A.C.E.」は、十数名程度の少人数クラスで、英語教育を専門とするネイティブ教員から毎日英語を学ぶもので、Phase 1からPhase 3までの3つの段階に分かれています。
ひとつのPhaseは1学期間で、「基礎」「応用」「発展」と段階的に学ぶことにより、高学年次で必要となる専門技術英語を理解し、専門分野に特有の英語運用能力を身につけることができます。
Phase 1基礎 (1年次 第1学期)
英語学習に必要な4つの技能(聞く・話す・読む・書く)を徹底的に磨き、英語の基礎力を向上させます。
Phase 1では、以下の5科目を履修します。
- 月曜日
- Academic Listening & Speaking
- 火曜日
- Academic Writing
- 水曜日
- Academic Reading
- 木曜日
- Topic Based Oral Communication
- 金曜日
- Combination Class: Content and Skills 1
Phase 2応用 (1年次 第2学期)
Phase 1で身につけた基礎的な英語力を基に、より実践的で使える英語力を身につけます。
Phase 2では、以下の5科目を履修します。
- 月曜日
- Content Lecture & Language Lab 1
- 火曜日
- Topic Based Research Skills
- 水曜日
- Topic Based Presentation Skills
- 木曜日
- Intercultural Communication 1
- 金曜日
- Combination Class: Content and Skills 2
Phase 3発展 (2年次 第1学期)
工学に関するトピックを用いて、プレゼンテーションスキルを向上させます。
異文化についても学びます。Phase 3では、以下の3科目を履修します。
- 火曜日
- Topic Based Research Project Class
- 月曜日
- Intercultural Communication 2
- 金曜日
- TOEFL Class
※開講曜日はこの限りではありません。
課外では、phase1からphase3を通してS.P.A.C.E履修者だけが受講できるTOEFLセミナーがあります。定期的に専任教員のカウンセリングを受け、自分のペースでしっかりと自己学習が進められます。
専門分野で英語を使える!
学年が進むと工学の専門技術英語を勉強します。特に4年生以上になると、研究室で英語の論文を読んだり、海外の大学と共同研究をしたり、英語で研究発表する機会が多くあります。S.P.A.C.E.で英語力を身につければ、いつそのような時がきても大丈夫!
S.P.A.C.E.に関する学生の声
- 独学ではできないこと(例えば、英作文の添削、英会話のアドバイス、話し言葉と書き言葉の表現の違い等)を教えてもらえます。
- ネイティブの先生に教えてもらえるので、自然な英語の使い方を学ぶことができます。
- 「聴く(Listening)」「読む(Reading)」「書く(Writing)」「話す(Speaking)」全て揃っているところがお勧めです。
- サークルのような雰囲気で、クラス全体で互いに助け合いながら学習ができます。
- ネイティブの先生はユーモアがありジョークが上手いので、授業がとても楽しいです。
INFORMATION
- S.P.A.C.E.の履修は選抜制です。
- S.P.A.C.E.を履修できるのは、工学部・法学部・医学部のみです。学生の選抜を行いますので、履修を希望する場合は、履修申込書を提出してください。
- S.P.A.C.E.では、1年次第1学期から指定された英語科目を履修することになります。
- 1年次第1学期に5科目5単位、1年次第2学期に5科目5単位、2年次第1学期に3科目3単位の計13単位のS.P.A.C.E.英語科目を履修してください。
- S.P.A.C.E.で履修した授業は、卒業に必要な単位として認定されます。
- 全てのS.P.A.C.E.科目を履修すると、合計13単位となります。工学部で最低限必要な語学の単位は、初修外国語(英語以外の外国語)2単位を含め8単位ですが、オーバーした単位も教養系科目として卒業に必要な単位にカウントすることができます。