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新潟大学 工学部

機械システム工学科 2年 岩崎 光さん
留学は心がけ次第で自分の英語力を存分に試すことができます。

S.P.A.C.E.プログラムの終わりに、自分の英語力を試したいと考え、より実践的な仕事を通じて英語を話すために参加しました。私にとって初めての海外であり、そしてとても緊張して臨んだインターンシップでしたが、本当に行ってよかったと思っています。
今まで経験してきた中でおそらく一番長い時間ずっと、たくさんの英語を聞いたり話したりしました。英語に触れている時間が長ければ長いほど、思っていることが自然に英語で出てくるようになり、留学の素晴らしいメリットを実感しました。

オリエンテーション、実習、部門内見学での質問もすべて英語でやり取りし、分からない単語はその日の内に寮で調べ、次の日には自分で使ってみる。心がけ次第で自分の英語力を存分に試すことができます。はんだ付けやカメラの分解・組み立て等も経験します。
一番の大きな収穫だったと思うのは、自分の話す英語が海外でも通じることが確認できたことです。自分が思うままに話して、通じる、会話ができる状況は、私に自信をつけてくれました。最終プレゼンでほとんど原稿を見ずに発表・質疑応答ができたのは進歩だったと思います。マネージャーの方々が、完璧だと握手を求めて下さったことにとても感動しました。

また、皿洗いをするスタッフが楽しそうに‘stand by me’を歌っていたり、3時の休憩時には食堂にまた集まって談笑したりという日本ではあまり見られない光景を目にして、カルチャーショックを受けたということもありました。休憩時間に食堂に行かず、何もせず休んでいたら、「どうして日本人は休憩時間におしゃべりをしないし、snackを食べに行かないの」と話しかけられたのですが、その会話の中での「フィリピン人は3時にはみんなで楽しくおやつを食べるの。私たちは幸せ。」という言葉が忘れられません。
生活スタイルや価値観の違いはありますが、ここではそれぞれが楽しそうに仕事をしていて、とてもいいなあと思いました。現地スタッフが私たちを笑顔で迎えてくれたこと、理解しようとしてくれたことに感謝しています。

ここには書ききれないほど、たくさんの貴重な経験を得て、英語を通じたコミュニケーションの楽しさをより深く知ることができました。そして、英語がもっと好きになりました。来年の夏には友達とアメリカに行く予定でいます。また違う世界を見て、見識を広めたいです。


(平成28年度掲載)

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